まいける's Tech Blog

LAMP関係のメモなどを不定期に掲載します

Automator を使って lame エンコードを自動化する

 やりたいことはMacにLAMEをインストールしてWAV、AIFFファイルをMP3にお気楽変換と同じなんだけど、自分の環境ではそのままではうまくいかなかったので、その記録。

 lame のソースを取得して、コンパイルするところまでは、上記のサイトと同じ。ただ、上記のサイトでは、configure はしているけど、make をしていないので、実際には

env CFLAGS="-fast -march=i686 -msse3 -mfpmath=sse"
./configure
make

を実行し(tcsh の場合ね)、生成された ./frontend/lame を適当なところにコピーor移動することになります。

 私の場合は、iTunes-Lame でも使いたかったので、/Applications/iTunes-LAME.app/Contents/Resources/ 以下にコピー。既存の lame と置き換えます。

 次に、Automator を組むわけですが、上記のページの「シェルスクリプトで実行」の中身を少し変更します。

/Applications/iTunes-LAME.app/Contents/Resources/lame --preset fast extreme --quiet $1

のように、lame のオプションに --quiet を付け加えます。これをしないと、シェルスクリプトが終了しなくなるので要注意。

 あとは、「ユーザフォルダ>ライブラリ>Workflows>Applications>Finder」に適当な名前で保存すればよいのですが、初めて Automator を組んだときには、該当するフォルダがなくて焦ります。どうやら、上記の場所に保存することは、Automator で「ファイル>プラグインとして保存」で対象を Finder にした場合と同じようですので、こちらを使って保存します。

 これで問題なく動くと思います。